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学校評価

平成29年3月28日
幼保連携型認定こども園
大阪国際大和田幼稚園

平成28年度「学校評価」実施内容の報告

平成28年度「学校評価」の実施内容を下記の通り報告します。

Ⅰ.実施概要

(1)対象者内容
対象者 人数 回答数 回答率 実施期間
教職員 26名 26名 100% 平成29年2月13日~2月15日
全保護者 園児数214名
(世帯数191)
169名 79%
(88%)
平成29年2月1日~2月7日
(2)アンケート評価項目の内容
保護者の設問項目は昨年度の項目の他、園舎建替えに伴い、新園舎での園生活に関する設問を増やした。
教職員の設問については、今年度の事業計画で示した「短期大学部幼児保育学科及び学園グループとの連携」の評価を明らかにするために、新たに4つの設問を増やした。
評価については、昨年度までは5段階評価で示していたが、今年度は、大和田中・高、滝井高と同様に、A・B・C・Dの4段階評価に変更した。
昨年度との比較ができるように、昨年度の結果を併記しているが、昨年度の評価の数値は、5段階での評価の数値をパーセンテージに置き換えたものである。

Ⅱ.評価の概要

(1)教職員「自己評価」
教職員の評価アンケートでは、次の点が評価・課題として浮かび上がった。
まず、『Ⅳ 教育の内容・方法』のどの項目も評価が前年に比べて上がった。この項目内容は、幼稚園教育の基本となる部分で、「自立心」や「道徳性・規範意識」「豊かな感性と表現」「食育」「幼小連携」など、経験し育てなければならない大切なところである。この項目の評価が上がったことについては、教員一人一人が「何を経験させてどのように育てたいのか」ということをしっかりと考えて取り組むことができるようになってきたと考えられる。
「幼小連携」については、教員の評価は高いが保護者にはあまり評価されておらず、相反する結果となった。保護者にとって見えにくい部分ではあるので、活動内容を工夫しさらに連携をすすめていきたい。
昨年度評価があがった『Ⅵ 特別支援教育』の項目は、今年度評価が下がった。
昨年度より「個別の教育支援計画」及び「個別支援計画」を作成し、子どもの実態や支援方法、評価・考察をまとめたり、守口市の「5歳児健康診査(巡回支援事業)」受け、保健師及び臨床心理士、理学療法士の方々から専門的な見解やアドバイスを受け、指導に役立てたりすることができたが、担任と担任外の教員との共通理解が不十分であったり、指導方法・研修に対する温度差が感じられたりした。
支援を要する幼児については、指導方法や配慮などについて、担任一人が抱え込んでしまうことのないよう園全体として取り組み、支援体制をさらに整えていきたい。
『Ⅶ 保護者との連携』の「3.保護者は、幼稚園行事に積極的に参加し、協力している。」の評価が年々下がってきている。認定こども園へ移行し、母親の就労率が上昇してきたことに伴い、幼稚園に対する保護者の協力が希薄になってきているのが実態である。担任も、保護者となかなか関わりがもてず、信頼関係を築くのにとても時間がかかるようになってきた。“「協力」はしないが「要望」はする”という傾向が年々強くなってきているので、協力しやすい体制づくりを整えていくとともに、保護者との信頼関係をしっかりと築いていくための努力と工夫が必要になってきた。
今年度新たに設けた『Ⅹ 学園グループとの連携・交流』では、特に、「短期大学部幼児保育学科及び学園グループとの連携」を充実させるために、幼児保育学科の先生や学生と様々な活動に取り組んだ。また、意見交換や反省会も行い、今後の見通しもたてることができるようにした。1・2回生全員が幼稚園と関わりをもつことができたことで、幼稚園としても学生理解につながった。
大学の環境や施設を利用した保育については定着し、それぞれの活動に対して適切なねらいをもって取り組み、成果をあげることができるようになってきた。
学園グループの中の幼稚園として、特色を生かした保育をさらに充実させていきたい。
(2)保護者学校評価
昨年度に比べ、ほとんどの項目において評価が上がった。
特に、『子育て支援』の「未就園児に対して、園庭を開放したり、幼稚園に関する情報を伝えたりしている」の項目も予想外に評価が高かった。今年度は園舎建て替えに伴い、園庭を開放することはできないという大きなマイナス点があったが、「藤田東公園」を開放したり、園舎の中で園児と一緒に活動したり、大学の施設(メモリアルホール・体育館)を借りて「アンパンマンショー」や「歯磨き指導」をしたりなど、活動内容を工夫したことで、遠くの方も園に来ていただくことができた。幼稚園ホームページの「園ちょこ日記」でも頻繁に幼稚園の様子を発信したことで、幅広く園の情報を伝えることができ、このことが園児募集にもつながったと言える。
今年度は特に、「短期大学部幼児保育学科及び学園グループとの連携」を充実させるために、幼児保育学科と年間計画をたてて様々な取り組みを行った。(おはよう声かけ隊・土曜日保育参加・預かり保育参加・行事参加・作品展共催イベント など)また、大和田中・高吹奏楽部による「クリスマスコンサート」をメモリアルホールで行い、在園児保護者や未就園児親子も招待した。学園の中の幼稚園であることの特色を生かし、このような取り組みをしたことで、より学園に親しみや愛着をもっていただくことができ、高い評価につながったと考えられる。
新たに設けた『その他』の「今年度の園舎の雰囲気、及び保育内容はよい」の設問については、おおむね高評価であった。C・D評価の主な原因は「園庭がない」ということであったが、日々、「藤田東公園」で存分に遊んだり、大学構内やグランドへ散歩に出かけたりしたことについては一定の評価を受けたと考えられる。
今年度の園舎については、1年間だけの園舎というレベルではない本格的な園舎だったため、保護者にとっても「仮園舎」というイメージは全くなく、不満の声はなかった。美しいだけでなく、明るい雰囲気で保育室がかなり広くなったことで、室内でも活動的に遊ぶことができただけでなく、参観日も親子で活動することができたことも評価されたと考えられる。
昨年に比べ、唯一評価が下がった項目は『その他』の「幼小連携が円滑に行われている。」であった。よつば小学校との交流会には参加しているが、子どもだけの参加であるため、保護者の意識は薄かったようである。また進学を控え、園として多くの小学校と協議会や引継ぎ会を行っているが、保護者には伝わっていないのが現状である。
小学校入学に対して、保護者の不安感が大きいと感じられるので、小学生と園児との直接的な交流だけでなく、校長先生を招いてのお話や安全教育の充実など、活動内容を工夫していきたい。
来年度からはいよいよ新本園舎での本格的な幼保連携型認定こども園としてスタートする。質の高い教育・保育となるため、引き続き園児・保護者一人一人の声をしっかり受け止める体制をつくり、さらに安心感・信頼感を得ることができるように努力していきたい。

教職員記入用 平成28年度 自己評価(教育内容)アンケート用紙

【Ⅰ 教育目標・教育方針】
A:よくあてはまる B:ややあてはまる C:あまりあてはまらない D:まったくあてはまらない

(肯定的評価 A+B)

28年度 27年度
A% B% C% D% A+B 評価
1 園の教育目標や教育方針はわかりやすい。 69% 31% 0% 0% 100% 90%
2 園の教育目標は、幼稚園教育要領の内容に沿ったものになっていると言える。 69% 31% 0% 0% 100% 92%
【Ⅱ 教育課程・指導計画】
1 園の教育課程・指導計画は、教育目標を生かして作られている。 54% 38% 8% 0% 92% 86%
2 子どもたちの年齢ごとの教育課程・指導計画がある。 62% 35% 3% 0% 97% 94%
3 園の教育課程・指導計画は、必要に応じて見直されている。 42% 46% 12% 0% 88% 82%
【Ⅲ 教育環境】
1 幼児のしたいことや、興味のあることを取り入れるようにしている。 65% 31% 4% 0% 96% 92%
2 幼児の教育に、学園の自然や施設を活用している。 69% 27% 4% 0% 96% 96%
3 幼児の動きや視線の動きに気を配った構成をしている。 62% 27% 11% 0% 89% 88%
4 幼児の思いや言動を参考にしながら、保育室の装飾や展示を考えている。 47% 38% 15% 0% 85% 90%
5 環境の構成について、先生方の中で積極的に意見交換が行われている。 35% 54% 11% 0% 89% 88%
【Ⅳ 教育の内容・方法】
1 教育内容や方法は、園の教育方針を基にして作られている。 77% 19% 4% 0% 96% 88%
2 幼児の家庭での様子を参考にしながら、援助の内容を工夫している。 73% 23% 4% 0% 96% 94%
3 遊びを通してルールを学んだり、我慢したりといった経験を積めるような工夫をしている。 81% 19% 0% 0% 100% 92%
4 幼児が意欲的に造形活動(描画・製作)をする時間を大切にしている。 81% 19% 0% 0% 100% 88%
5 食べ物についての話をする機会がある。 70% 29% 1% 0% 99% 94%
6 幼小連携が円滑に行われている。 100% 0% 0% 0% 100% 84%
【Ⅴ 教師の役割・資質向上】
1 子どもの発達段階や興味・関心に応じた保育を心がけている。 77% 19% 4% 0% 96% 88%
2 全体の中でも、一人一人を大切に受け止めた指導を心がけている。 77% 15% 8% 0% 92% 92%
3 相手の思いを受け止め、豊かな人間関係をつくることができる子どもを育てるための指導を行っている。 73% 27% 0% 0% 100% 94%
4 その場にふさわしい言葉づかいができる。 65% 31% 4% 0% 96% 84%
5 すべての幼児に平等に接するように心がけている。。 77% 23% 0% 0% 100% 96%
【Ⅵ 特別支援教育】
1 特別な支援を必要とする園児について、教職員全員で共通理解をはかり、支援体制を整えている。 42% 39% 19% 0% 81% 86%
2 特別な支援を必要とする園児について、医療、福祉など関係機関との連携が適切に図られている。 50% 38% 12% 0% 88% 90%
3 特別な支援を必要とする園児について、発達理解を深めるために、自己研修をしたり、研修会に参加したりしている。 58% 19% 23% 0% 77% 84%
【Ⅶ 保護者との連携】
1 園児・保護者から寄せられた具体的な意見や要望に、適切に対応している。 69% 23% 8% 0% 92% 92%
2 行事予定やクラスだよりなど、主として保護者を対象とした幼稚園の情報を、適切に伝えることができている。 77% 23% 0% 0% 100% 96%
3 保護者は、幼稚園行事に積極的に参加し、協力している。 46% 46% 8% 0% 92% 94%
【Ⅷ 子育て支援】
1 保護者の子育てについて相談にのっている。 65% 35% 0% 0% 100% 88%
2 未就園児に対して、園庭を開放したり、幼稚園に関する情報を伝えたりしている。 85% 15% 0% 0% 100% 98%
3 保護者の要望に応じた預かり保育が実施されている。 81% 19% 0% 0% 100% 98%
【Ⅸ 運営管理】
1 園児や保護者のことを園の外で話題にしない。 96% 4% 0% 0% 100% 96%
2 現金の管理は間違いのないように行っている。 96% 4% 0% 0% 100% 98%
3 保護者の意見はしっかりと聞き、園長に報告している。 92% 8% 0% 0% 100% 98%
4 園の施設の安全点検、衛生管理をしっかり行っている。 85% 15% 0% 0% 100% 94%
5 園内での役割分担がはっきりと決まっている。 81% 19% 0% 0% 100% 90%
【Ⅹ 学園グループとの連携・交流】
1 幼児保育学科の先生との意見交換ができている。 73% 19% 8% 0% 92% -
2 幼児保育学科の学生との交流が、保育に生かされている。 81% 12% 7% 0% 93% -
3 学園グループの教員・学生・生徒との交流活動が盛んである。
(クリスマスコンサート・交通安全指導・行事のボランティアなど)
85% 15% 0% 0% 100% -
4 大学の環境・施設を生かした保育が実践されている。
(クリスマスコンサート・大学グランド・図書館・食堂・コンピューター教室 など)
92% 8% 0% 0% 100% -

平成28年度 学校関係者評価(保護者用)アンケート

(肯定的評価 A+B)

28年度 27年度
質問内容 A% B% C% D% A+B 評価
教育方針
教育目標
幼稚園は、教育方針や目標をわかりやすく伝えている
(入園説明会や懇談会・クラスだよりなどで)
66% 26% 7% 1% 92% 90%
幼稚園の教育方針や目標が、子どもたちの育ちに生かされている 54% 38% 7% 1% 92% 88%
指導の
状況
子どもの発達段階や興味・関心に応じた保育が行われている 62% 32% 6% 0% 94% 90%
全体の中でも、一人一人を大切に受け止めた指導が行われている 54% 38% 8% 0% 92% 88%
相手の思いを受けとめ、豊かな人間関係をつくることができる子どもを育てるための指導を行っている 59% 36% 5% 0% 95% 88%
保護者
との
連携
園児・保護者から寄せられた具体的な意見や要望に、適切に対応している 49% 39% 11% 1% 88% 86%
行事予定やクラスだよりなど、主として保護者を対象とした幼稚園の情報を、適切に伝えることができている 67% 29% 3% 1% 96% 92%
保護者は、幼稚園行事に積極的に参加し、協力している 51% 37% 10% 2% 88% 84%
子育て
支援
未就園児に対して、園庭を開放したり、幼稚園に関する情報を伝えたりしている 77% 20% 3% 0% 97% 92%
保護者の要望に応じた預かり保育が実施されている 60% 29% 9% 2% 89% 88%
その他 幼小連携が円滑に行われている(年長組の保護者のみ回答) 39% 40% 19% 2% 79% 82%
大学の豊かな環境・施設を生かした保育が実践されている。(メモリアルホール・大学グランド・図書館・食堂・コンピューター室など) 78% 17% 4% 1% 95% 92%
国際学園の教員・学生・生徒との交流活動が盛んである (クリスマスコンサート・交通安全指導・発表会の学生ボランティア など) 80% 18% 2% 0% 98% 92%
幼稚園(教職員)の保護者への対応はよい 75% 22% 2% 1% 97% 92%
今年度の園舎の雰囲気、及び保育内容はよい 47% 41% 11% 1% 88% -

研究保育に関する幼稚園評価

大阪国際大和田幼稚園においては、「『生きる力』の基礎を育成する」という保育方針の下、激しく変化する21世紀に生きる子どもたちが、これからの社会の変化に主体的に対応し、夢と希望をもってたくましく生きることができる力を培う教育を推進している。

「『生きる力』の基礎を育成する」という幼稚園教育目標を達成するために、次の3つの重点目標を掲げ、多様な体験を通して、自分で感じ、考え、主体的に取り組むことができる保育を設定してきている。

重点目標
  1. 主体性と創造性を育む
  2. 個性を尊重し、一人一人の成長に応じる
  3. 他人や自然を愛する豊かな心情を育てる

これらの保育方針や重点目標を達成するためには、教員の指導力や支援によるところが大きいため、教員の資質向上のために、平成20年度より、全教員を対象とした研究保育を設定し、研究討議会において成果と今後の課題を明らかにしている。

そして、幼稚園生活の全体を通じて、幼児が様々な体験を積み重ねる中で、「健康」 「人間関係」「環境」「言葉」「表現」領域のねらいが達成されるように、相互に関連を持った総合的な指導となるように工夫している。

また、全教員が、今後の課題を共通理解することにより、指導の改善に生かすように努力している。

研究保育の具体的な目標として、次の3点をあげている。

  1. 学年・クラスの目標を明らかにする。
  2. クラスとしての育ち、個人としての育ちを明確にする
  3. 教材研究をし、指導力向上をめざす。

保育を設定する際には、育てたい子ども像を明らかにし、具体的な保育目標を設定するようにしている。
そして、その目標が達成できるように、子ども一人一人の発達のようすをもとに、個々に応じた指導を行うようにしている。

平成28年度 園内研究保育

平成28年度は、下記の研究保育を行った。今年度は新園舎での生活となり、新しい環境での保育は互いに新鮮で、毎回、保育後に研究協議会を行い、フリートーク形式で全教員が忌憚のない意見を出し合った。具体的な事例をもとに活発な意見交換がなされ、一人一人の指導力が向上し、保育を見る目も養うことができた。

月 日 学 年 保 育 内 容
5/25 年 長

リズム遊び(年少組と一緒に)

5/31 満3歳

新聞紙遊び

6/29 年 長 楽器遊び
7/11 年 少 ぬたくり遊び
7/13 年 少 フィンガーペインティング
7/20 預かり保育
(年少・年中・年長)
新聞紙を使って遊ぼう(ダンス・リレー)
11/16 年 少 室内ゲーム(オオカミさん)
12/8 預かり保育
(年少・年中・年長)
プレゼント運びリレー
1/13 年 中 お正月の遊び
3/21 年 中 サーキット遊び

今後の課題

子どもは、幼稚園での生活の中から様々なことを発見し、遊びを通して社会性を学んでいく。それらの経験は人間形成を培う基礎となるものである。
教師がまず、子どもを知ることから始まり、どうしたら子どもが楽しんで遊ぶことができるかなどの内容や、子どものための環境づくりなどをさらに理解し、考える必要がある。

質の高い保育を実現させるためには、次の3点が基本となる。

  1. 発達段階を考える
  2. 環境を通して考える
  3. 多様な経験を通して考える

幼稚園教育要領と大阪国際大和田幼稚園の保育方針、研究のねらいに沿った研究保育を今後も継続していくことが大切である。具体的な課題は以下の通りである。

指導力を向上させるための研究保育を行う。
  • 普段の生活の流れに沿った保育を行う。
  • クラスの実態を把握し、子どもの興味や関心に応じた保育をする。
  • ねらいを明確にする。
  • 保育を見る目を養う。
  • 協議会では積極的に発言し、意見交換をする。
  • 研究保育後、反省や考察、協議内容をまとめ、自分の指導力向上へつなげる。
教材研究を行う。
  • 遊びや、絵画・製作の内容が毎年同じことの繰り返しにならないようにする。
  • 子どもの興味や関心を探り、遊びを工夫する。
情報交換をする。
  • 自分自身で考えるだけでなく、他の先生に相談する。
  • 他のクラスの保育に関心をもつ。
  • 他のクラスと積極的にかかわる。
外部の公開保育や研修会に参加する。
  • 教師としての資質を向上させる。
  • 様々な情報を得ることで、幼児理解につなげる。
  • 専門的な知識を得る。

学校関係者評価委員会報告

委員会開催日
平成29年3月10日(金) 15:30~17:00  開催場所 本園
実施方法
事前に「平成28年度『学校評価』実施内容の報告」「教職員『自己評価』アンケート集約」「保護者『学校関係者評価』アンケート集約」を配布し、各委員から意見、感想を述べていただき、論評していただいた。欠席の方については、書面にて論評していただいた。
評価のまとめ
今年度は評価をA・B・C・Dの4段階に分けて行ったことで、どの項目も、肯定的であるか否定的であるかがよくわかり、肯定的評価(A+B)の高い・低いで課題が明らかになった。
また、「幼保連携型認定こども園」移行2年目としての評価と課題を分析していくことで、来年度からの方向性を明らかにしていくことができる。
<評価すべき点>
教育内容の充実
  • 新園舎での生活
    「新しい建物で生活をするというのはとても気持ちがいいことで、人生の中で何度も経験できることではない。この貴重な経験ができたこと自体、健やかな子どもの成長に大きな影響を与えたのではないかと思う。」
    「新しくてきれいな環境の中にいると、きれいに使おうという気持ちや、ていねいに扱おうという気持ちが育ち、汚れや傷みに敏感になるのでとてもいいことだと思う。」
    「園全体が明るい雰囲気になり、保育室が広くなり、新しい遊具も増えたことで、室内の遊びの工夫が今まで以上にできたのではないかと思う。」
    「室内でも、リズム遊びや体操など、体を動かして遊ぶ活動ができたので、園庭がない不便さをあまり感じずに過ごすことができたのはよかったと思う。」
    「手洗い場やトイレの清潔さは、子どもの育ちにとても大切なことだと思う。」
  • 公園の利用
    園庭がないため、今年度は日常的に園舎隣りの「藤田東公園」で遊んだ。
    「園庭ではないので、使いにくい部分や気を使う部分はあったと思うが、地域の方の協力や理解を得ることができたのはとてもよかったと思う。地域の方に支えてもらっているという気持ちを教職員が感じることで、子どもも地域の方に感謝する気持ちをもつことができたのではないかと思う。」
    「教職員は日々、公園の安全確認・整備・清掃をしなくてはならないので大変だったと思うが、先生の意識は子どもに伝わるので、子どもも公共の公園の使い方を学ぶいい機会になったと思う。」
    昨年度と同様、「深北公園」「藤田西公園」にも出かけた。
    「幼稚園のバスや大学のバスが使えるので、年間を通して何度も出かけるようにすればいいと思う。」
乳幼児保育の研修について
  • 来年度より0・1・2歳児を受け入れるにあたり、全教職員が乳幼児保育の研修を行った。
    「幼児保育学科の先生から講義を受けることができたのは、とてもよいことで、短大と幼稚園との連携が深まってきていることを感じる。」
    「実際に保育所で実習する機会があったことはとてもよかったと思う。来年度からは、同じ建物の中に幼稚園機能と保育所機能の子どもが生活することになるので、教職員全員が両機能の教育・保育を理解しておく必要があると思う。」
園児募集について
  • 今年度の3歳児入園希望者が定員を超えたため抽選となったことが、在園児の保護者や口コミで広がり、今年度は5月で満3歳児の定員が埋まり、29年度の入園希望者も定員以上となった。
    「新園舎への期待が大きいことと、0歳児から入園できる施設になることでさらに希望者が増えたのではないかと思う。」
    「未就園児の活動も、今年度は公園を使ったり、園舎を使ったり、また、大学の施設を使ったりと、内容を工夫したことが、園の教育内容や雰囲気を感じとってもらえることにつながったのではないかと思う。」
短期大学部幼児保育学科との連携
  • 今年度は、幼児保育学科との交流のあり方・ねらいを定め、年間計画をたてて様々な取り組みを行った。
    「大きな行事だけでなく、年間を通してかかわりをもてたことは、幼稚園にとっても学生にとってもいいことだと思う。」
    「たくさんの学生と交流することができ、幼児保育学科からの採用も増えたのは、学園にとっても大きなプラスだと思う。」
<今後の課題>
来年度から3・4・5歳児の定員が90名となりクラス数も各学年1クラスずつ増えることについて
  • 「今まで以上に細やかな計画をたてて、すすめていかなければならないと思う。また、行事のあり方の検討も必要であると思う。」
    「早朝から夕方遅くまで残る子どもが増えると思われるので、預かり保育の充実も課題になってくると思う。」
    「さらに保護者との信頼関係を築きながら、幼児期の教育に対する理解と協力を得ることができるようにしていかなければならないと思う。」
0・1・2歳児の保育について
  • 「幼稚園教育とは生活の流れが全く違い、活動内容や行事についても違ってくるので、幼稚園教育の保育教諭と保育所機能の保育教諭とが連絡を蜜に取り合い、互いに安全で安心な園生活を送ることができるような工夫が必要であると思う。」
    「ひとつの過ちが命にかかわる事故につながることもあるので、細やかなシステムづくりと、保育教諭の一人一人の責任感が必要であると思う。」
    「今まで以上に教職員の人数が増えるので、共通の認識をもつことができるシステムを整えることと、保育教諭同士の信頼関係づくりも大切になってくると思う。」
<まとめ>

来年度はいよいよ「新本園舎」となり、子どもをとりまく環境が大きく変化する。ハード面(園舎)の充実だけでなく、ソフト面(教育内容・保育内容・指導力)が充実していくようにしなければならない。新しい活動内容を工夫していきながら、長年築いてきた幼稚園教育を大切にし、さらに質の高い教育・保育が実現できるようにしていく必要がある。
守口市の私立幼稚園で「幼保連携型認定こども園」へ移行した園として、乳幼児保育も充実した園となり、確固たる地位を築いていくことを願う。

財務状況

財務状況については、『大阪国際学園 平成28年度事業報告書』に掲載しています。

大阪国際 大和田幼稚園とは

  • 園長あいさつ
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  • 保育活動の重点
  • 教育環境
  • 学校評価

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