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学校評価

School Evaluation

学校評価

School Evaluation

令和7年度「学校評価」実施報告内容

令和7年度「学校評価」の実施内容を下記の通り報告します。

令和8年3月26日
幼保連携型認定こども園
大阪国際大和田幼稚園

1.質問項目

アンケート評価項目の内容

保護者の設問項目は、早朝より夕方遅くまで預かりを利用している保護者が急増してきたので、
昨年度と設問の仕方・設問の項目を変え、本園を選択した理由の設問を増やした。
教職員の設問については、昨年度と同様にし、評価にはA・B・C・Dの4段階評価で行なった。

2.評価の概要

教職員「自己評価」

教職員の評価アンケートでは、次の点が評価・課題として浮かび上がった。

『Ⅱ指導計画(日案・週案・日案)』の項目の評価が前年とほぼ同じ。
この項目内容は、幼稚園教育の基本となる部分で保育の中で育ってもらいたいねらいを実現させるためのもの。
現在の様子から子どもの姿を予測し年間計画から月案計画・週案計画をしっかり立て日々の日案を具体的に立案する。
この項目の評価がほぼ同じであることについては、教員一人一人が「何を経験させてどのように育てたいのか」ということをしっかりと考えて取り組むことができるようになってきたと考えられる。

『VI特別支援教育』の項目については、肯定的な評価は昨年と同様であるが、Aの【よくあてはまる】の評価が上がっている。
昨年度同様「個別の教育支援計画」及び「個別支援計画」を作成し、子どもの実態や支援方法、評価・考察をまとめたりした。特別支援児がクラスに増え、一人担任としての負担が増えたが、教職員全員で共有し、守口市の「5歳児健康調査(巡回支援事業)で保健師及び臨床心理士、理学療法士の方々から専門的な見解やアドバイスを受け、指導に役立てたり指導方法なども意見を出し合い幼稚園全体で取り組んできたことが評価が上がったと考えられる。今後も担任一人が抱え込んでしまうことのないよう、園全体として取り組み支援体制をさらに整えていきたい。

『X学園グループとの連携・交流』では、特に「短期大学部幼児保育学科及び学園グループとの連携」を充実させるために、幼児保育学科の先生や学生と様々な活動に取り組んでいけるように共同研究・実習生の受け入れ、中高生の受け入れは積極的におこなった。また、幼児保育学科が高大連携探求授業での大阪国際高等学校・好文学園女子高等学校・京都八幡南キャンパス・昇陽高等学校の預かり保育での学生受け入れ等、連携交流については、積極的にできていた。栄養学科・幼児保育学科に食育や幼稚園実習にあたり、大切なことなどについて園長・保育教諭が出前授業をおこなった。今後の連携交流の見通しと、今後の共同研究・保育研究の継続見通しも立てることができた。


保護者アンケート

教育・保育方針

「生きる力」の基礎を育成

重点目標
  • 乳幼児一人一人の発達の過程に応じた環境の充実と情緒の安定をはかり規則正しい生活時間・生活リズムを育む。
  • 園児一人一人が安定感を持って過ごし自分の気持ちを安心して表すことができるようにする。
    周囲から一人の人間として受け止められて育ち、自分を肯定する気持ちが育まれていくようにする。

【単位:%】
対象者
 園児数283名  回収267名  回収率 94%  調査期間令和8年1月19日~1月23日
 教員数 25名  回収 25名  回収率100%  調査期間令和8年1月19日~1月23日
お子さんは
A:そう思う B:ややそう思う 
C:あまり思わない D:そう思わない
A
B
C
D
1
お子さんは、幼稚園に安心して楽しく通えていますか
91
9
0
0
2
入園後は友だちと、遊ぶようになりましたか
88
10
1
1
3
自分のことは自分でしようとしていますか
57
39
4
0
4
必要な時、挨拶が出来ていますか 「ありがとう」「ごめんなさい」「おはようございます」「さようなら」等が言えていますか
62
37
1
0
5
良いこと・悪いことの判断ができるようになってきていますか
67
32
1
0
6
約束を守って遊ぶことができますか
53
42
4
1
7
最後まで頑張る力が育ってきていますか
57
38
5
0
保護者の方
8
子育ては楽しいですか
76
24
0
0
9
子育ての相談相手(協力者)がいますか
82
14
3
1
10
子どもと触れ合う時間を大切にしていますか
77
22
1
0
11
規則正しい生活を心がけていますか
70
29
1
0
12
忘れ物がないか確かめていますか
60
37
3
0
13
あいさつや身の回りの始末など、基本的な生活習慣を身につけさせていますか
71
27
2
0
14
幼稚園と協力して子どもの成長を見守っていますか
85
14
0
0
15
幼稚園の行事や参観などに参加していますか
96
3
1
0
幼稚園・こども園
16
遊びを中心に実体験を大切にした教育活動に取り組んでいますか
93
7
0
0
17
一人一人の個性を大切にし、意欲や自信を持てるようにしていますか
84
15
0
1
18
あいさつや身の回りの始末など、基本的な生活習慣をみにつけさせていますか
94
5
1
0
19
話したり聞いたりする意欲や態度を育てることに努めていますか
87
12
1
0
20
集団生活に必要な、きまりや約束の大切さを指導していますか
87
12
1
0
21
幼稚園は、野菜を育てたり、食べたりする経験を通して「食育」への関心を高めるようにしていますか
95
4
1
0
22
避難訓練や安全指導(交通安全・防犯)などで子どもが安全に対する意識や適切な判断が身に付くように努めていますか
96
4
0
0
23
飼育・栽培などを通し自然に親しめる環境を整えていますか
89
10
1
0
24
一人一人がいきいきと輝く圓行事を行なっていますか
90
10
0
0
25
未就園児保・子育て相談・園庭開放・預かり保育など子育て支援を行っていますか
95
5
0
0
26
大学の豊かな施設を生かした保育が実践されていますか(※リリアルルーム・大学グラウンド等)
97
3
0
0
27
園の情報、子どもの様子を「クラス・学年だより」や「ホームページ」「動画」「インスタグラム」等を通して、わかりやすく伝えていますか
82
17
1
0

各委員チェック実施方法

「令和7年度『学校評価』実施内容の報告」「教職員『自己評価』アンケート集約」「保護者『学校関係者評価』アンケート集約」を郵送して、各委員から意見、感想を書面にて論評していただいた。
令和8年2月20日(金)発送

各委員からの評価のまとめ

今年度は評価をA・B・C・Dの4段階に分けて行ったことで、どの項目も、肯定的であるか否定的であるかがよくわかり、肯定的評価(A+B)の高い・低いで課題が明らかになった。
また、「幼保連携型認定こども園」移行11年目としての評価と課題を分析していくことで、来年度からの方向性を明らかにしていくことができる。

評価すべき点

肯定的な見解

  • 園舎の利点を活かし危険のないよう工夫し、環境を最大活用している。
    沢山の園児が一度に園庭に出ると危険なので、大学グラウンドを利用して分散したり、遊び方のルールを決め安全を第一に考え環境も整えている。
    また乳幼児(0歳~2歳)も幼稚園児と一緒に遊び自然な交流を行い幼稚園へなだらかに移行できるよう考えられている。
  • 不適切な保育・リスクマネジメント等報道の都度、自分事と考え振り返りや話し合い、乳児安全対策マニュアルに沿って確認し、意識を高めている。
  • 大学施設を最大活用した保育・行事が実施されたり、施設だけではなく本部の皆さまとの熱い連携、協力態勢が整っていることで、遠足(芋ほり、みかん狩り)の引率、保育補助、作品展参加、避難訓練参加等、様々な場面で園児と触れ合い保育に参加していただいたことで、より充実した広がりのある幼稚園教育ができたことで、保護者からも高い評価を得て、保育教諭もほっと安心し達成感を味わっていると思う。

課題に対する見解

乳幼児保育について

0・1・2歳児を受け入れ乳幼児保育が9年間安全に無事過ぎてホッとしながら、大和田幼稚園の乳幼児保育が一つ一つ確立しつつある。
9年間で職員の入れ替わりはあるが、幼稚園全体が落ち着きつつあり、保育者にも少しの余裕が出てきている。数年かけて丁寧に育ててきた中堅保育教諭が、結婚、出産、育児で退職し、教職員の年齢のバランスが悪い現状である。
無事9年間を過ごせたことは保育士の一丸となった努力と頑張りがあったからだと思う。これからも安全には、十分配慮しケガ・事故の無いよう心がけて安全安心を一番に考えて、充実した大和田幼稚園の教育を行ってほしい。
「同じ建物の中に幼稚園機能と保育所機能の子どもが生活しているので、教職員全員が両機能の教育・保育を理解しておく必要があると思う。」
「乳幼児保育0歳から5歳まで大和田幼稚園として教育の継続・つながりが必要であり、3歳児からの幼稚園教育になだらかな移行を計画的に行う必要がある。」
乳児の虐待など起きないよう、課題について常に全教職員で共有し安全について意識をしてほしい。

園児募集について

少子化が一段と進んでいるが、大和田幼稚園としての長い歴史で培った質の高い幼児教育や0歳~2歳の3号園児と幼稚園児の交流を通じ幼稚園教育へのなだらかな移行や本園ならではの大学施設の活用など特徴ある活動を情報発信し、園児獲得につなげてほしい。
また斬新な園舎と学園グループのこども園としてのメリット(大学施設の利用・大学・短大・高校・中学校の教員・学生との交流・支援等)をホームページや園ちょこなどを通じ引き続き積極的にPRしてほしい。
子育て支援事業(子育て相談、未就園児招待“トドラーデー”)なども工夫し引き続き計画的に実施してほしい。

今後の課題

園児が総数330人を超えたが、9年間の生活の中で動線・ルールも全教職員で確認・共有し安心安全について確立してきているが、人数が多いので小さなケガ・事故が頻繁に起きている。看護士も配置して怪我、発熱などの手当や感染症対策等しっかりしていると思うが、「今年度実践してきた事を細かく反省・改善、し次に生かして今まで以上に細やかな計画をたてて進めていかなければならないと思う。

0・1・2歳児の保育について

「幼稚園教育と乳幼児の生活の流れが大きく違い、活動内容や行事について違ってくるので、幼稚園教育の保育教諭と保育所機能の保育教諭とが連絡を密に取り合い、互いをしっかり理解し安全で安心な園生活を送ることができるような工夫が必要であると思う。」「ひとつの小さな過ちが命にかかわる事故につながることもあるので、今年度行ってきた細かなシステムの確認と、保育教諭の仕事の役割分担と一人一人の責任感・資質向上が必要であると思う。

園の見解

園舎・乳幼児保育等環境が大きく変化して9年目となる。園舎の利点を十分に活用し、幼稚園だけではなく学園グループとして国際中高・幼児保育学科等学生募集・園児募集につながるように連携を深め、進めていっている。大和田幼稚園では、実習生、高大連携推進による高校生、ボランティア、アンケートなど学生の単位取得・養成、募集パンフレット作製などに積極的に連携協力してきたが、大学幼児保育学科等との交流は順調に行われている。
今年は、様々な感染症が拡大した中、工夫しながら種々の行事を実施したが十分ではなかったので、幼稚園での生活の様子などを動画配信して保護者の皆様にお伝えし、とても楽しみにされ喜ばれている。

幼稚園での生活の様子などを動画配信、インスタグラムなどで保護者の皆さまにお伝えし、とても楽しみに喜ばれている。

又、予定されていた行事は全学年・全行事を中止することなく実施出来たことは、保護者から高い評価と感謝の言葉を頂き、教職員全員が達成感を味わっている。

バスの置き去りや乳幼児虐待(不適切な保育)について、事件・事故が報道された時は、その都度職員会議で取り上げ自分事として、それぞれを振り返り、改善点を考えてバス送迎に係る安全徹底マニュアルの改訂版の見直しをし、改善した。また、バス委託業者の変更に伴い、運転手もかわりより一層安全運転で送迎をし、園児、保護者にも安心し、信頼していただけるよう安全徹底マニュアルに沿って研修を実施し実践を行い、厚い信頼を得た。

日々起きている幼稚園現場を揺るがす事件は、「特別な幼稚園」「特別な人」だけの問題ではなく教職員一人ひとりが幼稚園への「信頼とは何か?」「危機にどう向き合うべきか」等、改めて問われていると認識し、事件が報道されるたびにリスクマネジメントとして幼稚園全体で危機管理を見直し、信頼される幼稚園づくりを進めてきました。

乳幼児保育も本格的に開始され、幼稚園教育の教諭と保育所機能の教諭とが密に連携が取れるよう職員会議等を通じ情報交換や人事交流を行い、全ての園児・教員が安全・安心と充実した園生活を送る事が出来るように取り組む。また、全園児が関わりを持つ異年齢の活動を展開しながら、お互いに認め合うことができ、人間関係を構築することができるように取り組んでいく。